2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧
神社やお寺などでは、早くも12月13日の仕事始めに正月飾りがされますが、だいたい一般のご家庭でお正月飾りを始めるのはクリスマスを過ぎてからですね。 門松、注連縄、鏡餅など。これらは、歳神様をお迎えするための目印と考えられているので、31日の一夜飾…
かぶといえば、京漬け物としても有名な千枚漬けの材料である「聖護院蕪(しょうごいんかぶら)」。 冬の和菓子(上生菓子)としても登場します。とってもかわいらしい。 本日ご紹介するかぶの上生菓子は、茶道体験古都がいつもお世話になっている、千本玉壽…
クリスマスも過ぎ、皆様のお家でも新年を迎える準備を始められていることでしょう。 3日を過ぎると、ニュースで初釜の話題を聞いたり、招かれたりすることも多いのではないでしょうか。 お茶会には、3~4時間かかる懐石や濃茶を含む「お茶事」もあれば、お…
お茶室は、日常から離れる、絶好の場所です。 お茶室に入る前に、大切なお茶碗などのお道具を傷つけないため、腕時計や指輪などの貴金属類を外すことがマナーとなっています。 しかし、これは、お道具のためだけではありません。時を忘れ、日頃の夫、妻、独…
寺町のお茶専門店・一保堂からの帰り道、同じ通り沿いに、気になるお店を2つ見つけました。 寺町通りは、骨董品店や画廊、個展も多い通り。 伝統的な作品と共に、新しい芸術にも出会える場所です。
茶道体験古都で、亭主が点てるお茶は、老舗のお茶専門店・一保堂さんの抹茶です。 「関の白」など、お濃茶としても使える質の高いお茶を使っています。 一保堂では、季節限定のお抹茶があったり、おいしいお茶の入れ方セミナーも定期的に開催されていたりし…
京都発祥と言われるゆず湯。冬至は、一年の内で一番日が短い日。「陰」が極まる日とされます。この日を境に、再び力が回復し、運気が上昇するとされています(一陽来復)。その大切な日に備えて禊ぎをするために、ゆず湯に入ります。2015年の冬至は12月22日…
日本のクリスマスといえば、クリスマスツリーを飾り、チキンやケーキを食べるのが主流だと思いますが、女子会やお友達とのパーティー、会社のイベント等、様々な機会が重なるこの季節。 ちょっと変わった趣向で、クリスマス茶会はいかがでしょうか。 畳のお…
茶道とお酒は関係ないようですが、「お茶事」ではお茶をいただく前に、懐石とお酒も含まれるんですよ。実は、「洋間のお家でできる初茶会」を計画中。 お正月にお酒も準備したいなと思い、京都・佐々木酒造に行きました。
茶道を習い始めて、袱紗の裁き方や茶巾のたたみ方などを学んだ後、初めて習うお点前が「盆略点前」です。 丸盆の上にお道具を配置して行います。お点前の基本を学ぶのに最適であり、テーブルの上や、時には野外に持ち運んで行うこともできると思います。
茶道体験古都のお客様から、よく「どこで英語を勉強したの?」「茶道はあなたの家業ですか?」と聞かれます。 私は、京都生まれ京都育ちですが、代々続く茶家に育ったわけではありません。長期的な海外留学経験もなく、大学では全く茶道や英語とは関係の無い…
湯を沸かす釜は、お茶室のどこにあるでしょうか。 お茶室を「テレビで見たことある!」という人の中には、畳の上に釜を据えているイメージを持っている人もいれば、畳に炉を切った中にあるというイメージを持っている人もいます。 どちらのイメージも正解で…
12月に入ると、京都のお寺では大根炊きを行うところがたくさんあり、冬の風物詩となっています。元々は、釈迦が悟りを開いた日を記念して行われたもので、無病息災を祈って参拝されます。 大根だけじっくり炊くところもあれば、おあげさん(油揚げ)と一緒に…
お抹茶には、濃茶と薄茶の2種類あります。同じ「お抹茶」であることには変わりないのですが、濃茶の方が、甘みが強く渋みが少ないお茶を使います。お抹茶の量としては、お薄の3倍の濃さですので、お薄に使えるような渋みのあるお抹茶は、濃茶には適しません…
縁日は、神仏との縁のある日のことで、お寺や神社では祭祀や供養が行われます。この日に参詣すると、普段以上の御利益があると信じられており、京都のお寺や神社では、毎月縁日に青空市が開催されているところもあります。リサイクルきものや茶道具などの骨…