京都発祥と言われるゆず湯。冬至は、一年の内で一番日が短い日。「陰」が極まる日とされます。この日を境に、再び力が回復し、運気が上昇するとされています(一陽来復)。その大切な日に備えて禊ぎをするために、ゆず湯に入ります。2015年の冬至は12月22日。
冬至は「湯治」の日ともされ、お家でゆったりお風呂もいいですが、温泉や銭湯に行く方も多いのではないでしょうか。
京都にもユニークなお風呂があります!
京福・嵐山駅の足湯
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/16/Arashiyama_Station.JPG
京都の人気観光スポット、嵐山。「嵐山温泉」は、2004年に開湯された新しい温泉です。単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)で、神経痛、筋肉通、疲労回復などの効能があるそうです。
その中でも、気軽に楽しめるのが、京福(通称:嵐電)電鉄嵐山駅にある、足湯です。冬至の日は、こちらでもゆず湯が楽しめます。柚子は刺激があるので、お肌が弱くて心配な方も、足湯なら大丈夫でしょうか。
嵐電
- 3月中旬までの営業時間 9時~18時(受付終了:17時30分)
- 利用料 200円(タオル付)・・・嵐山駅インフォメーションでご利用券をお求めください
http://randen.keifuku.co.jp/blog/2014/12/post-153.html
船岡温泉
外国人観光客の方にも大人気の銭湯。
なんと、国の有形文化財に登録されている銭湯です!
外観も風格があり、中に入ると、欄干や天井に伝統を感じる彫刻が施されています。大浴場、水風呂、薬草風呂、泡風呂、電気風呂があり、冬至の日は薬草風呂がゆず湯になります。
周りには、銭湯を改装したカフェ「さらさ」や町家を改装したおそば屋さん「かね井」があります。
また、少し足を伸ばせば、金閣寺や弊店「茶道体験古都」も約1km、徒歩18分と近いです。金閣寺を拝観後、お茶室で一服。夕方からゆったりお風呂はいかがでしょうか?
船岡温泉
住所 京都市北区紫野南舟岡町82-1
電話 075-441-3735
営業時間 平日15時~25時
日曜祝日 8時~25時
くらま温泉
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e4/Kurama-dera_sanmon.jpg
京都の奥座敷・くらま温泉は、露天風呂があり、秘境のような風情があります。京都市内とは違った自然に囲まれた雰囲気が楽しめますが、市内から車で1時間くらいで着いてしまいます。写真は鞍馬寺です。
くらま温泉では、予約なしでもお食事も可能。
要予約で、宴会プランや宿泊プランもあります。
タトゥーの入っている方は入れないので、注意が必要です。
くらま温泉
住所 〒601-1111 京都市左京区鞍馬本町520
電話 075-741-2131
営業時間 10:00~21:00閉館 露天風呂は冬季20:00終了
http://www.kurama-onsen.co.jp/