10月23日頃から、立冬までの期間を24節気でいうと「霜降(そうこう)」と言います。
もう冬支度をする季節なんですね。
秋が深まり、紅葉が楽しみになってきました。
霜降
本日、シンガポールからお友達同士で団体のお客様が茶道体験に来られ、「日本の四季」についてお尋ねになりました。
「24節気」というのは、よく聞きますが、実は「72節気」という考え方もあるのですね。
分かりやすく美しいサイトを見つけました。 →二十四節気と七十二候|暦生活
英語でも、日本の72節気を説明しているサイトがあるそうで、お客様から見せて頂きました。
茶道体験に、すごく予習をされて来られてるのかな、と感じました。
茶道では、季節感をすごく大切にしますので、海外の方もそれを一緒に感じ取ろうとしてくださっているのが、とても嬉しく思いました。
柴船
この時季にぴったりの、「柴船」。飛騨高山の一位一刀彫のお香合です。
飛騨高山のような雪のよく降る街では、もう本当に霜が降り始める頃なのかもしれませんね。
柴を船に乗せて運ぶ季節は、実は地域によって異なるそうなのですが・・
京都や関西では、ちょうど10月~11月頭にかけて、冬支度で柴を船に乗せて運ぶ時季なのだそうです。
現代では、もうそんな風景に出会うことも少なくなりましたが、風情がありますね。