京都大丸百貨店で、明日12日まで、華道京展が開催されています。
この華展は、様々な流派が合同で開催していますので、色々な生け方を見ることができます。私はお花を習い始めてから、ほぼ毎年見に行っています。
行ったことのない方も、一度行かれると、きっとその華やかさに感動されます。
華道の各流派を同時に見ることができます
華道の展覧会は、1つの流派だけで開催していることもありますが、未生流、小原流、嵯峨御流等、さまざまな流派が同時に行うこともあります。東山花灯路や嵐山花灯路もそうですね。
今回は、春らしく、桜のいけばなが多かったです。
未生流のお花も格花と新花。
牡丹桜がとても華やかです。
透明アクリルを生かした構成も、芸術的です。
華展では、普段見ることのないような、デザインにこだわった花器が使われていますので、それも見どころです。
お待合室にも生け花を
こちらは、茶道体験古都のお待合室の、私のいけばな。
杜若(かきつばた)の格花。
葉を正しい方向に矯めると、生き生きと見えるのですが。
未生流の師範資格は取得しているとはいえ、もっと練習が必要だといつも感じています。
とくに格花(杜若のような形式)は、技術が必要です。
小原流など、格花がない流派もあるそうですが、床の間に生けるためにふさわしいフォーマルな形式です。
お花見にお出かけするのもとても楽しいですが、生け花をいけると部屋が和みます。こちらは、形式にとらわれずに、自由にいけました。
色のコントラストを活かした生け方にしてみました。
ご家族や親しい方の誕生日など特別な日に、好きなお花をいけてみると、喜んでいただけるのではないでしょうか。