金閣寺から徒歩1分、茶道体験古都の亭主です。
日本人の初心者の方も歓迎ですが、英語での茶道指導を専門にしております。
最近、海外のお客様からプレゼントをいただくことが重なっています。
そんなことがあるなんて、思っていなかったので、サプライズのようでとても嬉しいです。私がおもてなしする立場なのに、本当に有り難いことです。
シカゴのミントチョコと言えば、フランゴ
私は、アメリカはハワイに旅行で行ったことがありますが、本土は乗り継ぎで空港に降り立ったことがあるだけです。
ですので、アメリカ各州の特徴などはあまり知らないのですが、シカゴ、カリフォルニア、ニューヨーク、ワシントンなど各地からお客様が来て下さっています。
今日のお客様は、シカゴの女性で、有名なフランゴのミントチョコをいただきました。フランゴは、シカゴの老舗チョコレートメーカー。
「老舗と言っても、Tea Ceremonyに比べたら赤ちゃんみたいな歴史だけどね。」とおっしゃっていましたが、80年以上続くお店です。
パッケージには、シカゴの都会風景「スカイライン」が描かれています。
お客様から「スカイライン」と教えて頂いて、はじめてシカゴの有名な風景を知りました。
七夕の由来に想いを馳せる
シカゴの歴史あるプラネタリウムにお勤めのお客様。
お茶碗の絵柄を説明した際に、織り姫と彦星の伝説もお話しすると、とても感動して興味深く聞いてくださいました。
今日は、お菓子に千本玉壽軒さんの「日月菓」をお出ししました。
京都の文房具店・裏具さんとのコラボレーションで作られたお干菓子です。
一筆箋のようですね。
色は、4種類あり、京都の四神「青龍、白虎、玄武、朱雀」を表しています。
七夕茶会では、これらを短冊に見立てました。
「七夕の日は晴れるように願いたいね。」と、お客様もおっしゃっていました。
何気ない会話ですが、日本の行事を一緒に楽しんでいただけていることが、とても嬉しく思います。
お客様が帰られてから、ミントチョコをいただきました。
甘いけど爽やかな、日本のチョコレートにはあまりない、アメリカンな味でした。
これからも、一期一会の出会いを大切に、お客様をお迎えしたいと思います。