本日、北野天満宮の社務所の前に、たくさんの報道陣が集まっていらっしゃいました。私たちはいつもよく通った場所ですが、社務所前の桜の周りに梯子を立てて、撮影されていました。
最近、社務所前の1本の桜の木が、樹齢120年にもかかわらず、新種であると発見されたのです。
白からピンクに変化する不思議な品種
樹齢120年らしいその桜は、ソメイヨシノより半月ほど遅く咲くそうです。
写真だと、もう散ったかに見えますが、これから咲きます。
今はたった2輪だけ咲いていました。
不思議なことに、この桜は、咲き始めは白、その後ピンク色に変化するのだそうです。
梅でも桃でも、桜でも、1本の木に白と赤が同時に咲いているのは時々見かけますが、白がピンクに変化するというのは、聞いたことがありませんでした。
頬がピンク色になるように、桜も微笑んでくれるのでしょうか。
わりと近くに住んでいて毎年参拝していながら、色の変化は知りませんでしたので、驚きました!
北野桜
ニュースによると、住友林業さんの研究により、他にない種類だと発見されたそうです。
この桜は、「北野桜」と命名され、大切に苗木を増やされるそうです。
色が変化するすてきな遅咲きの桜、ゆっくり増えて京都・西陣の街が美しくなればいいなと思います。
また、見頃を迎えて白とピンクのコントラストを撮影に行けたらと思います!
北野天満宮の付近、平野神社のしだれ桜も、美しいです
3月末に行ったときは、まだ1本の枝垂れ桜しか咲いていませんでしたが、今は一番の見頃を少し過ぎた頃です。
先日の雨で、散ってしまった桜もありますが、今日、まだこんなに美しく咲いています。
ソメイヨシノが見頃を過ぎても、遅咲きの桜はまだまだこれから。
楽しみですね!