金閣寺から徒歩11分。京都の安産祈願の神社として有名な、わら天神があります。毎月、戌の日には、多くの妊婦さんやご家族がお参りに来られています。
毎月9日と戌の日には、近くの京菓子司・笹屋守栄製「うぶ餅」の茶屋が境内に出店され、わら天神名物となっています。
安産の神様 わら天神
妊婦さんは、妊娠5ヶ月の最初の戌の日に、お近くの神社などで安産祈願を行い、腹帯を巻き始めると良いと昔から言われています。
腹帯は、大きくなるおなかをしっかり支え、冷え防止効果もあります。ただし、巻き方のコツや、人によっては巻かない方が快適だという妊婦さんもいるので、詳しくは産婦人科の医師に相談するのが良いとは思いますが、わら天神でも、終日、腹帯の授与をしていただけます。
また、わら天神の安産御守には占いのような?おもしろい言い伝えがあります。本体のわらに節があれば男の子、節がなければ女の子が誕生すると言われています。
私は、妊娠中に母にもらった御守りを開けるのを忘れていて、今になって思い出して開けてみましたら、確かに、子どもの性別は当たっていました!
わら天神
京都市北区衣笠天神森町
参拝時間8:30-17:00
TEL 075-461-7676
京都駅より市バス50号 急行101号、205号で、わら天神前下車すぐ。
戌の日に安産祈願
雨の日の朝は、境内に神秘的な雰囲気がありましたが、足元には十分注意して参拝しましょう。
安定期に入ってくると、産婦人科などで戌の日カレンダーをもらうこともあるので、いつなのか確認することができます。
2016年の戌の日: http://www.inujirushi.co.jp/calendar/
もちろん、つわりなどで体調がすぐれず外出が難しい場合や、妊娠中でもフルタイムで仕事を続けて頑張っている妊婦さんもいらっしゃるので、神社への参拝は、代理人でも可能です。
参拝と安産御守の授与だけでなく、安産祈願もするとなると、どこの神社でもまず、父と母の名前を書く受付用紙を渡されます。しかし、家族で参拝できない、夫がいるわけではない妊婦さんなど、色々なケースがあるので、参拝して心細くならないように、一人で行くよりは信頼できるお友達などについてきてもらうのが心強いと思います。
笹屋守栄 うぶ餅
1月29日の戌の日に行ってみたら、この日は茶店は臨時休業ということでしたが、いつもの戌の日は境内の休憩所でいただくことができます。
茶店がお休みの場合も、わら天神のすぐお向かいの笹屋守栄さんに行けば、1個からでも購入することができます。
わらび餅に小豆がつぶつぶと入った、やわらかくて、やさしい味のお餅でした。
次回は、笹屋守栄さんについてもご紹介します。
笹屋守栄
京都市北区衣笠天神森町38
わら天神下車すぐ
Tel 075-463-0338
9:00~18:30
定休日 水曜日、毎月最終火曜日
URL: http://sasayamorie.com/about