塩芳軒は、1882年創業、京都・黒門の和菓子店です。
小さな黒門通沿いにあるお店ですが、地元の人からも、遠方の方からも評判の良い、おいしい和菓子です。
Facebookでも、24節気に合わせた和菓子をアップされていて、いつもその美しさに感動しています。
おかめ饅頭
塩芳軒さんの代表銘菓といえば、焼菓子「聚楽」ですが、節分らしいお茶会をするために、この日は「おかめ饅頭」を目当てに来店しました。
おかめ饅頭は、予約をすると作ってくださいます。
このおかめ饅頭は、ひと昔前に、NHK朝の連ドラ「あすか」で主人公の和菓子店の銘菓となっていました。塩芳軒さんは、あすかの和菓子作りの指導をされたことでも有名です。
店内にも、おかめ饅頭とあすかのプレートが展示されていました。
中国からの貸切茶道体験の方に召し上がっていただきましたが、好評でした。
お干菓子もおいしい 雪まろげ
雪まろげは、まあるい雪のような、口どけも雪のような干菓子です。
冬限定ではなく、こちらは年中販売しておられます。
でも、冬の上品な京土産にぴったりな和菓子です。
見た目もかわいらしく、味も上質な和三盆が、とろけるようです。
他にも、赤い梅鶴と瓢箪型の干菓子「ふくべ」の詰め合わせも、いただいたことがありますが、ふくべは黒糖羊羹のこっくりとした味がおいしく、詰め合わせがすぐになくなってしまいそうでした。
立派な長のれん
長のれんが有名で、写真を撮っておられるお客様が他にもいらっしゃいました。
私も、初めてお伺いしたときは、ひっそり静かな黒門通にあるので、あまり通ったことがない道だったのですが、のれんですぐにここだ!と分かりました。
現在の朝ドラ「あさが来た」の加野屋も立派なのれんで見惚れるようですが、お店の存在を知っていただくために、とても重要だなと思います。
弊店・茶道体験古都ののれんは、こじんまりしていますので、道行く方にも気づいてもらいにくいようで、もっと目立つようにすべきなのか思案中です。
塩芳軒
〒602-8235 京都府京都市上京区黒門通中立売上る飛弾殿町180
Tel:075-441-0803
営業時間:9:00~17:30
定休日:日曜・祝日・月1回水曜日(不定)