現在、京都では、西陣織をはじめ、様々な職人さんの工房見学ができる1週間「Design Week Kyoto」が開催中です!
JR京都伊勢丹にインフォメーションセンターが置かれ、京都市内各地でイベントが開催されています。
普段覗けない工房を見学したり、製作体験ができたりする、貴重な機会です。
西陣織 爪掻本綴織 「奏絲綴苑」
見慣れない漢字が並びましたが、「つめがきほんつづれおり」と読みます。
本当に、職人さんは、両手の親指の爪をギザギザに研いでおられます。
ネイルが流行っているこの頃でも、女性の職人さんも、ネイルもしないで頑張っておられます。
茶道の講師をしている私も、ネイルはできないのですが、職人さんは爪の形を変えて織っておられるのを知り、尊敬いたしました。
色の配色が細かなつづれ織り グラデーションの美しさ
こちらの作品は、奏絲綴苑の伝統工芸士の方が織られたタペストリーです。
本当の絵画のようですね。
つづれ織りは、機械織よりも融通がきき、色の種類が多く使えるため、このような美しいグラデーションが出せるのだそうです。
希少な手機・つづれ織りを体験できる!
最近は、機械で織れるので、私の住む地域「西陣」でも、手織り機を見たのは久しぶりでした。
お稽古や体験もこちらでできるそうで、手機が16台置かれています。
西陣のつづれ織りといえば、「帯」と思いますが、ブレスレットの生地を製作されている生徒さんもいらっしゃいました。
奏絲綴苑さんでは、「ランプ」や「耳飾り」といった、日常に使えるものもつづれ織りで製作されており、販売もされています。
とてもかわいらしかったので、お土産にもおすすめで!
奏絲綴苑
Design Week Kyoto2017
弊店・茶道体験古都も、今週末24日・25日の17:30~20:00まで、
Design Week Kyotoに参加します!