こんばんは。
金閣寺から徒歩1分・茶道体験古都の亭主です。
英語で茶道の説明が可能なので、お客様の80-90%は外国人観光客の方です。
中でも、欧米のお客様の比率が高いですが、少数ムスリムの方もご来店いただいたことがあります。
今後、増えると予想されているムスリムの観光客の方向けに、できることを考えてみました!
ムスリムの方の生活 欠かさない礼拝
ニュースでラマダンの時季の映像をご覧になったことはあられるかと思いますが、
ムスリムの方は、普段から、毎日、1日5回、礼拝を欠かさず行っておられます。
キブラコンパスが指すメッカの方向に向かって、行われるのです。
礼拝場所は、綺麗な場所である必要があり、水で手足のお清めもされるのだそうです。
旅行中も礼拝は変わらず行われ、礼拝用マット(敷物)を持ち歩きされていることも多いのだそうです。
ちょっと話は変わりますが、私は、現在、「地上最強の商人」という本を1日3回読んでいます。
1日3回読むだけだから、シンプルな行動のはずなのに、それを習慣にするのは、なかなか大変だったりします。
読もうと思いつつも寝てしまったり、時々忘れてしまったりしますから。。
ムスリムの方は、1日5回も礼拝を習慣とされているのだから、すごいことだと思います。
簡単に作れる!礼拝スペース
弊店は、外国人観光客の方が多く、今後ムスリムの観光客の方もご来店していただくために、礼拝スペースを簡易的に作りました。
カーテンレールとカーテンを、ちょっと大変でしたが、大工さんを呼ばずに女性一人でもつけられましたよ。
ここに、「礼拝用マット」を敷けば、完成です!
日本では、観光立国の基準からすると、世界と比較してまだまだ「食」のハラル対応が少ない、礼拝スペースも対応が少ないです。
日本文化に興味があっても躊躇されたら、残念だと思って、対応を決意しました。
抹茶は、欧米で「健康志向」の方に人気が出てきているそうですから、
イスラム圏の方にも、日本の茶道や抹茶をもっと知っていただけるきっかけができればと思っています。
こちらの記事もご参考にされてくださいね。