こんばんは。
金閣寺から徒歩1分、外国人観光客や旅行者様にご利用いただいている茶道体験施設「茶道体験古都」の亭主です。
ときどき、SEO関係の業者さんやホームページ制作やFacebookコンサルなどSNS改善の業者さんから営業のお電話がかかってきます。
そしていつも「WEBご担当者様」に代わるように言われるのです。
WEBサイトは作っても、はじめは誰も見ていない
WEB関係は、本当に難しい・・と感じます。
特に、海外のGoogleでも上位表示させるというのは、難しいです。
ホームページを作っただけでどんどん売れる時代は遠い遠い昔のことで、今から同じようなことは期待できないのです。
「先行者利益」ということですね。
ネット関係は、何でも先行者利益です。素人には、なかなか情報をいち早く入手するのは難しいですが、時代を先読みした人が勝つと思います。
ある程度、後発組でも努力すれば追いつける部分はありますが、時間がかかるのは必至です。
もちろん、作った直後は誰にも見つけてもらえません。
当たり前のようで、WEB初心者にとっては、ショッキングなことです。
起業した人でもWEB苦手という人は多いですしね。(私もそうです。)
WEBご担当者がいない個人事業主の悩み
ホームページだけを見ると、まるである程度大きな会社であるかのようにも見えるのでしょうか。
SEOやFacebookコンサルの営業電話ばかりがかかってきますが、それ以前に、その電話をとること自体が、難しい時があります。
一人だと、セッション中は電話がとれない難点があり、お客様にご不便をおかけすることもあります。
例えば・・弊店は、外国人の個人のお客様で、道に迷って電話される方が皆無なくらい、分かりやすい場所にありますが、なぜか日本人の旅行会社様やタクシー運転手さんが一番迷われるようで、セッション中に何度も確認のお電話がかかってきます。そして、たまに日本人の方が「電話にでなかった」ことについてご立腹されるのです。
原因は想像するに・・
個人のお客様は、私がメールでお送りしたアクセスURLを頼りに来られるので、まず迷いません。
しかし、旅行会社様は、メールのやりとりをするご担当者様とガイドさんが別人。タクシー運転手さんも、もちろんご予約をとられた本人ではないので、メールの中身をご覧になっていない。
だから、地図を確認できておらず、直前になって何度も電話されるのだと思います。
かといって、徹底的に「スタッフは私一人でやってますから」というスタンスでサイトの文章をつくるのも、かえってご心配を過剰におかけすることになると思います。
今後スタッフさんを雇うこともあるかもしれないし、実際、臨時でスタッフの方に来ていただくこともありますので・・。
パンフレットは、「電話受付は朝11時まで」と明記していますが、これも無理があると感じてきました。
現在、電話代行の契約を検討中です。
個人事業主ほど、IT活用による「しくみ化」が必要
電話申し込みはそもそも受け付けていない、すべて予約はメールで完結するというお一人様事業主もけっこういらっしゃいますよね。
私は、そんな強気になれていませんが、世の中はIT化の方向でどんどん進んでいると感じます。
最近、「変なホテル」では受付がすべてロボットというのが売りになり、流行っているようです。
スーパーのレジも、機械化「セルフレジ」でレジが係のアルバイトさんはいなくなったところもあります。
車の運転も自動になるとか言われていますね。
今後は、ますます労働=ロボット化が進むかもしれません。
個人事業主は、高度な機械化をする大きな投資はいきなりできませんし、お客様が来る前からそんな投資をしたら破綻すると思いますが、「自動化のしくみ」構築は、大事だと思うのです。
その方が、本業に集中でき、コストを抑えることができ、お客様にとっても便利な環境ができます。
SEOや広告業者さんはたくさん電話をかけてこられますが、意外と「しくみ化」を提案される方は今まで一人もいらっしゃいません。
まだ個人事業主が手を出せる金額の商品が開発されていないのかもしれませんが、ニーズあるのにな、と思います。