古都 茶会記

気軽に楽しめる茶道と京の徒然

京都のお盆 ほおずきの思い出

今日は8月11日「山の日」でした。新しい祝日ができたのですね。

お盆休みが増えて喜んでいる方も多いことでしょう。

弊店はお盆も、休まずオープンします。

遠方にいる大学時代の友人も、関西の実家に帰ってきて、弊店にも遊びに来てくれる予定なので、大変楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

五山の送り火「法」

 

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先日、京阪出町柳駅から清水五条の方に出かけた際、出町柳駅の正面の橋から、五山の送り火のひとつ「法」の字がよく見えることに気がつきました。

鴨川も送り火の日(16日夜)は人でいっぱいになります。

出町柳近辺も賑わいそうですね。

 

 

 

 

 

金閣寺付近は、左大文字の煙まで見える

 

 

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弊店、茶道体験古都は、金閣寺から徒歩1分ですが、西大路通り沿いからも左大文字山がはっきりと大きく見えます。

とても近いので、煙まで見える迫力です。

この写真は、金閣寺から少し東へ歩いた住宅街から撮影したものですが、それでもよく見えます。

 

 

 

 

 

 

お盆といえば、ほおずき

 

 

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ほおずきは、辞書で調べると、英語でground cherry とか(Chinese) lantern plant と言うらしいです。

Lantern plantというのが、意味がよく分かって覚えやすい気がしました。

お盆に、ほおずきを飾るのは、ほおずきが「提灯」の役割を果たすと考えられているからなのです。

ご先祖様は提灯の灯りを頼りにお帰りになるということですね。

 

小さい頃、赤い実の中身を上手に出したら、笛になると聞いて毎年お盆にがんばったのを思い出します。

私は、結局一度も笛になりませんでしたが、おじいちゃん(現在90歳)は、すごく上手でした。今では会話があまり通じなくなってしまいましたが。

 

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8月は、弊店では、お盆の茶会を開催しています。

まだ暑いので、平水差しを使って。

世界平和を祈る折り鶴の棗。

そして、ほおずきのお香合。

 

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京都では、8月7日から六道まいりが始まり、

blog.teaceremony-kyoto.com

16日の送り火を過ぎてからも、各地域で子どもたちが集まる「地蔵盆」が開催されます。

お盆の茶会は24日まで開催予定です。

 

事前に予約をいただいた方が確実ですが、当日の飛び入りのご参加も、お席があいていれば可能ですよ。

 

 

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