いつも茶道体験教室のお茶を買う一保堂さんの本店近くに、小さくて見つけにくいけれど、気になる看板があります。
「それから」
お茶するところみたいけれど、路地の奥なので、入っていくのにちょっと勇気が要ります。
秘密にしたい 隠れ家喫茶
今日は、寺町通りに用事があって来ていたのですが、偶然看板を見つけて、「あ、これはブログで看板を紹介されていたのを見たことがある」と思い出したのです。
自転車を止めて、路地を歩いて行くと、町家の喫茶が。
誰も出てこられなかったら、入ろうか迷う、ちょっと勇気の要る雰囲気ですが、
ご主人が玄関まで出てこられ、「よく見つけられましたね」と迎えてくださいました。
骨董品の器が上品に並ぶお洒落な店内。
どこか物語の世界に迷い込んだような感覚になります。
和洋折衷、ギャラリー喫茶
席は6席のみ。
そして、メニューはコーヒーと紅茶のみ。
今日は、自転車で来ていて、暑い日だったので、アイスのストレートティーをいただきました。
目の前に、黄色いバラが素敵な花瓶に入っており、とても印象的でした。
隣には、ぼんやりと灯りのともる灯籠がみえるお庭。
ひとつひとつが印象に残る、美しいお部屋でした。
今日は平日の夕方にお邪魔したので、お客様は私一人で、ご主人との会話を楽しみ、大変贅沢な時間を過ごさせていただきました。
土日限定で、抹茶と聚光さんの和菓子
ブログを書くことはOKしていただいたのですが、テレビや新聞などメディアにはあえて出ておられず、口コミのみで、お客様の輪が広がっていっているのだそうです。すごいですね。
本当に、「秘密にしたい場所」なのです。
土日には、この6席でお抹茶と聚光さんの生菓子がいただけるのだそうです。
聚光さんは、私の家からは近いですが、購入は完全予約制で、駅からもちょっと歩く場所なので、こちらでいただけるのは、嬉しいですね。
スタイルは違うけれど、亭主がお一人とお客様が6名様までで、路地もあるので、どこか「お茶室」に似た雰囲気を感じます。
今度は、土日に時間ができた時に、是非行ってみたいです。
それから
京都市中京区常磐木町46-2
定休日 火曜日、 臨時休