こんにちは、金閣寺から徒歩1分、茶道体験施設「古都」の亭主です。
桜の季節は、いつもに増して、多くの外国人観光客の方が来日されています。
弊店は、英語で茶道体験ができるので、外国人のお客様も多いです。
お国によって、お菓子の好みが違ったり、その国のお茶について教えていただいたり、私も交流を楽しませていただいています。
アラブ首長国連邦より。着付けも体験。
アラブ首長国連邦から女性のお客様にご来店いただきました。弊店は、女性限定・1日3名様限定できもの体験もできるので、きものを着て茶道体験に参加されました。
名古屋帯のお太鼓結びで、きものらしく。
正座が難しかったようですが、外国の方も洋式の椅子に座られるよりも「日本のスタイルを体験したいので、チャレンジします!」と言って正座に挑戦される方も多くいらっしゃいます。もちろん、足の悪い方もいらっしゃるので、椅子もご用意はしているのですが、畳の雰囲気を満喫されたいという希望が多いように感じます。
とても楽しんでいただけました。
トルコのお茶についても教えていただきました
彼らは、ドイツに住んでいるそうですが、ルーツはトルコだそうで、トルコのお茶について教えていただきました。Trukey teaと呼ばれるstrong tea だそうです。
濃茶の説明をすると、「トルコにもすごく濃いお茶があるよ。」と教えていただきました。日本の濃茶とは違って見た目は普通の茶色のお茶で、お砂糖も入れて飲むそうですが(ミルクは入れないらしいです)、とても濃いお茶なのだそうです。
写真を見せていただいたところは、普通のお番茶か紅茶のようなので想像がつきませんでしたが、世界にはいろいろなお茶があるんですね。
ロシアより 日本語も学ばれている女性
ロシアより、日本語も少しと、英語も話せる女性に、カップルで、プライベートで来ていただきました。
季節のお茶碗など茶道具についても説明し、茶道は英語でtea ceremony というので、「『Ritual(儀式的)』なものと思っていたけれど、それだけではないと分かった。『Authentic(本物の)』な体験ができてよかった!」とおっしゃていました。私もそのようなご感想をいただけて、本当によかったです。
オーストラリアより茶道体験
お母様と娘さん(10歳)に、プライベートでお越しいただきました。きものも、とてもよく似合われています。
茶道体験では、最後にご自身で点てる体験もしていただいています。
千本玉壽軒さんの生菓子「桜花」も、ピンクの可愛らしい色を気に入っていただき、美しい和菓子を見ていただけてよかったです。
茶道の後で、ご希望があったので、折り紙の体験もしていただきました。
一緒に作った鶴、思い出とともにお土産になりますね!
勿論、日本人のお客様も大歓迎です。
外国のお友達と一緒にご来店いただくことも多いです。
茶道は敷居が高いとイメージされている方も、弊店は観光客の方や初心者の方向けの体験教室ですので、お気軽に来ていただければと思っています。