昨日、Design Week Kyoto ゐゑに、GENIUS TABLE in Kyotoさんのイベントにゲストとして参加してきました。
会場は、烏丸九条のThe Lower East Nine Hostel。海外のお客様かなと思っていたら、日本人参加者が多く、10名のお客様に、テーブルスタイルでの茶道体験をしていただきました。
テーブルでの茶道体験
いつもの茶道体験古都での畳のお茶室ではなく、テーブルでの体験&交流会だったので、お一人様500円で来ていただきました。
略盆点ての形式で、薄茶のいただき方を説明。
だいたいの作法はご理解いただけたようですが、なかなか皆さん、声に出してご挨拶するのが、慣れないご経験だったようです。
しかし、お茶を召し上がった後、「なぜ先にお菓子を食べきるのですか。」「お茶室で音楽は流さないのですか」「先生になるには早く習い始めた方がいいのでしょうか。」などたくさんご質問をしていただき、茶道に少しでも興味を持っていただけたかな、と思います。
反省点・気づいたこと
意外と私が専門用語と思っていない用語が、若い人にとっては「専門用語」
もっと、こうすればよかったな、という反省は色々あります。いつもは畳の茶室でお点前を見ていただいているので、お客様もゆっくりとご覧になりますが、ゲストハウスでのテーブル茶道体験では、お点前のときに、静かな雰囲気にするよりも、もっと解説を入れればよかったかもしれないなと思います。
また、私は、「床の間」「掛け軸」は、実家の和室にもあったので、特別茶道の専門用語とは思っていませんでした。しかし、私より10歳くらい年下の若い方は、床の間や掛け軸が何のことかわからない方もいらっしゃり、日本文化離れを感じました。
でも、考えてみたら、和室のない洋間のテーブル&椅子スタイルの現代的なお家に住んでいて、見たことがなければ分かりませんよね。
テーブルの茶道体験で、実物がない状態だと説明も難しいですが、茶道体験古都では、実物を見ていただきながら説明するので、一目瞭然です。
是非、若い方にも、日本文化を感じるお部屋に遊びに来ていただきたいと思いました。
今、畳の楽器展示もされています!
The lower East Nine Hostelさんの2階のお部屋に、現在西脇畳店さんの、「畳の楽器」
が展示されています。
畳のかばんも、畳のPRになるだけでなく、個性的でかわいいです。
ピクニックなどへのお出かけバックやマザーズバックにも使えそうです。
また、茶道体験古都も、西脇畳敷物店さんも、GENIUS TABLE in KYOTO
さんのご活動の一環として、今回のDesign Week Kyotoに参加させていただいています。
海外GENIUSと京都市民の交流のセッティング、これからもご活躍が楽しみです。
西脇畳敷物店
〒602-0093 京都府京都市上京区大宮通寺之内上る二丁目仲之町493
Tel: 075-441-5525
URL: http://www11.plala.or.jp/nishiwakitatami/
展示会@The Lower East Nine Hostel 開催中
今月27日まで
時間 11:00~18:00
*GENIUS TABLE in Kyotoさん、The Lower East Nine Hostelさん、準備やサポートありがとうございました。感謝いたします。