ここ数年、京都では、がま口が大人気です。
いつからかブームが起こり、今では各観光スポットに1カ所はがま口専門店があります。がま口といっても、昔ながらの財布だけではなく、バック、ポーチ、ペンケース、印鑑ケースなど種類が豊富です。
上七軒は、五花街のひとつ
まつひろ商店のある、上七軒は、京都の五花街の一つです。
五花街とは、
- 祇園甲部:八坂神社の門前。「都をどり」で有名。
- 宮川町:鴨川の東側、四条通から五条通までの花街。
- 先斗町:鴨川と木屋町の間、三条から四条に至る通りの花街。
- 上七軒:北野天満宮付近。
- 祇園東:祇園甲部の北側エリア
参考http://www.ookinizaidan.com/gokagai/
上七軒は、他の4つとは少し離れた、北野天満宮付近にあります。今では、ほとんど舞妓さんは昔に比べて数が少ないようで、私はこの近辺でお見かけしたことはないのですが、お茶屋さんがあります。
春には、花柳流の「北野をどり」が開催され、もう申し込み受付が始まっています。
北野をどり
場所:上七軒歌舞練場
京都市上京区今出川通り七本松西入真盛町742
開催期間:3月25日~4月7日まで。
1日2回公演 13:30~、16:00~
がま口 まつひろ商店
まつひろ商店は、がま口・口金の専門店です。
たくさんの種類のがま口があります。
柄は、きものの柄を元にプリントしたものもあれば、本当のきもの生地を使っているものも一部あるそうです。
こちらは、口金が真ん中ではなく、少しはずした横についている、おしゃれなポーチ。巾着袋よりも開け閉めの手間がかからず、とっても楽なポーチです。
現代風の柄のきものや、浴衣に似合いそうです。
こちらは、ペンケース。
堅い仕事のビジネスウーマンなら、お客様の前で持つのは許されないかもしれませんが、オフィス内なら、大丈夫でしょうか。
小物一つで、気持ちが明るくなったりします。
がま口制作体験もできる
最近、京都新聞で外国人向けの体験施設で、がま口づくり体験も始まるというニュースが出ていたくらい、京都のお土産として注目されています。
まつひろ商店でも、制作体験ができるそうです。
私も家で手作りしたこともあります。
だいぶ使い込んでいますが、こちらがミシン縫いの私の作品。
やはりプロのようにきっちりと作れるわけではなかったですが、教えてもらいながら作ればもっとポイントがわかるかもしれませんね。
何より、自分で作ると達成感があって、思い出になります。
上七軒店は、北野天満宮のすぐ側なので、25日の縁日や、お参りの際の立ち寄りスポットです。
周りも花街の雰囲気が残っていたり、カフェやお店もある通りなので、寄り道すると楽しいです。
まつひろ商店 上七軒店
〒602-8381 京都市上京区今出川通七本松西入真盛町716
TEL/FAX 075-467-1927
営業時間 11:00~18:00
定休日 水曜日
URL:http://matsuhiroshoten.com/index.htm