京都・大原は紅葉で有名ですが、人里離れて心の旅をしたい人にもおすすめの場所。
味工房「志野」大原街道店は、京都市内から車で大原へ行く道の途中にあります。
地元でとれた素材を使ったドレッシングやお餅や京野菜を売っている自然派のお店です。家族がよく行くのですが、休日は多くの人がお買い物に来られています。
京都市内から少し足を伸ばし、自然風景が残る大原を「食」で感じられる、立ち寄りスポットです。
手作りのお餅
豪快な大きさの栗餅や豆餅、よもぎ餅。
栗餅は、中に栗がこんなにたくさん!
手作り感たっぷりです。黒豆餅は丹波篠山の豆、よもぎは大原でとれたよもぎをつかっていらっしゃいます。
お餅は、昔ながらの杵と臼でついたもので、赤ちゃんのほっぺのようにぷくぷくしたさわり心地です。
甘さ加減も、甘すぎないちょうど良い味。
私の祖父母は大原を通り過ぎ、滋賀県にいるのですが、会いに行くときはこちらに立ち寄って、自然派のお土産を買っていきます。
おいしいので、行くまでに一つお餅を食べてしまうことも。同じ和菓子でも、上生菓子や干菓子などの茶席菓子とはまた違った種類の、新鮮なお餅のおいしさを味わえます。
大原といえば、しば漬け
大原の紫蘇の歴史はなんと800年以上。京都・大原の盆地の地形が紫蘇作りに適しているそうです。
志野でも、しば漬けも売ってらっしゃいます。
近くにある、大きな漬け物店「土井志ば漬本舗」も有名です。
土井の志ば漬は、試食をしながらお買い物ができ、お茶漬けなどのお食事をいただけるレストランも併設されています。夏は、紫蘇味のソフトクリームもあり、独特の味です。
京都駅ポルタのお土産コーナーや、京都高島屋、大丸でも店舗があります。
土井志ば漬本舗
http://www.doishibazuke.co.jp/cgi/websys.cgi?SUBMODULE=store_detail&storeid=1
珍しい京野菜
冬が旬の聖護院かぶらは売り切れていましたが、堀川牛蒡がありました。
私も調理した堀川牛蒡は食べたことがあっても、野菜の原物を見たのは初めてでした。
普通の牛蒡の倍の大きさですね。
お正月のおせち料理にも牛蒡巻きでよく使われる素材です。
志野は、自然派食材がたくさんありますが、実はこれらを使ったドレッシングの専門店です。柚子ポン酢やごまだれもおすすめです。
味工房 志野
大原街道店
〒601-1243京都市左京区大原大長瀬町318
TEL (075)744-2141(平日10時から18時まで)
営業時間 9:00-19:00
URL:http://www.sino.co.jp/map.htm
アクセス:京都市内から土井志ば漬本舗を越えて2つめの信号左側です。
京都駅や四条烏丸から、京都バス17番で戸寺駅下車すぐ。大原駅からは京都バスで5分ほど。
三千院参道店の方では、隣にお食事処も併設されています。
古民家の雰囲気が、とても風情があります。
三千院参道店とお食事処「松門」
〒601-1241京都市左京区大原勝林院町109
電話番号:075-744-3304
営業時間:10:30~17:00頃まで(※11月は19:00まで)