古都 茶会記

気軽に楽しめる茶道と京の徒然

京都・大徳寺と大徳寺納豆

大徳寺は、地下鉄烏丸線北大路駅からバスで3駅。超有名な金閣寺や清水寺ほど知られていませんが、落ち着いた禅寺です。

茶道との関係も深いお寺で、村田珠光らが一休和尚に参禅して以来、武野紹鴎や千利休など多くの茶人が関係をもっています。

大徳寺の中には、塔頭がたくさんありますが、各塔頭にお茶室があり、裏千家の地区大会で使われたり、月釜をされているところもあります。

 

 

 

大徳寺

 

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京都・大徳寺は、臨済宗大徳寺派の大本山です。応仁の乱(1467-1477)で荒廃しましたが、一休和尚が復興しました。

大徳寺の立派な赤い山門・金毛閣は、国の重要文化財に指定されています。金毛閣の二階部分は、千利休によって増築され、利休像が設置されたことで、「高貴な方も通られる門の上から踏みつけにしている」と豊臣秀吉の怒りをかい、切腹を命じられたことで有名です。

金閣寺や清水寺ほどは知られておらず、超有名どころに比べると観光客も少ないですが、禅寺の静かな雰囲気で心を落ち着けることができます。

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こちらは、高桐院の門。何年か前、「そうだ、京都へ行こう」の写真になっていました。お庭が美しく、私は何度も足を運んでいます。友人が京都に来て、あまり知られていないところに行きたいと言われることも多く、こちらに案内したこともあります。とはいえ、紅葉シーズンはやはり人でいっぱいですが。

お隣は、玉林院。一般公開はしていませんが、毎月7日には月釜があります。私も、お客様として参加したり、裏千家のお茶会のお運びのお手伝いに参加したこともあります。今月は、表千家の方が窯をかけられるそうです。

 

大徳寺

〒603-8231 京都市北区紫野大徳寺町53

TEL075-491-0019

URL: http://www.rinnou.net/cont_03/07daitoku/

 

 

 

 

大徳寺納豆

 

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大徳寺納豆は、食卓によく出る粘りのある納豆ではなく、味噌のような塩風味のある納豆です。大徳寺門前で売られています。

見た目も黒く、しっとりしており、麹菌で発酵させて作るそうです。

よく和三盆などに入れられてお菓子にも使われますが、大徳寺納豆そのものは、味噌のような風味なので、お茶漬けに入れてもおいしいそうです。お酒のおつまみや、炒め物や和え物などのお料理に少し混ぜて使うこともできます。

 

こちらは、大徳寺納豆入り干菓子「式部」です。

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上白糖に和三盆を混ぜ、そこに大徳寺納豆が入っています。甘いお菓子ですが、大徳寺納豆の塩味がアクセントになっています。

 

 

 

 

大徳寺納豆本家 磯田

 

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伝統を感じる、古い日本家屋の佇まい。大徳寺納豆や、それを使った干菓子を販売しておられます。

「式部」は、短冊形の食べやすい大きさの干菓子で、お抹茶はもちろん、コーヒーにも合うと思います。金閣寺の近くの石田珈琲店さんでも、こちらの「三彩」という同じく大徳寺納豆入り干菓子を、コーヒーと一緒にいただくことができます。

 

茶道体験古都でも、本日は式部をお召し上がりいただけます。

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大徳寺納豆 本家 磯田

〒603-8215 京都市北区紫野下門前町41(大徳寺門前)

TEL 075-491-7617

http://www.honke-isoda.com/