古都 茶会記

気軽に楽しめる茶道と京の徒然

いけばなを長持ちさせるには? ~10月の重陽~

9月9日は重陽の節句(旧暦)でしたが、新暦に当てはめると、10月9日にあたります。

「五節句」として考えれば、奇数の重なる日ということで、「9月9日」なのですが、肌で感じる季節としては、菊といえば10月に入ってからの方がしっくりくる気がしますね。

9月はまだ早いと感じていた人も、10月9日には重陽のお祝いで、菊を飾られる方も多いかもしれませんね。

 

 

 

 

白菊と花なす

 

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白菊に、珍しい植物(実)を合わせて生けてみました。

このプチトマトと間違えそうな、おいしそうな実は、「花なす」という茄子の一種だそうです。赤や黄色の実が、みのりの秋を感じさせてくれます。

かわいらしく、洋間のお家にもよく合うと思いますよ。

jpn.teaceremony-kyoto.com

 

 

 

 

 

 

花を長持ちさせるには?

 

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菊などの草花をいける時、水切りした茎の先を、100℃の熱湯に5~10秒つけ、その後すぐに深水につけて1時間以上置くと、よく水があがります。

熱湯は、先しかつけないので、少量で大丈夫です。

お家にお花を生けるとき、お試しください。