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古都 茶会記

気軽に楽しめる茶道と京の徒然

北野天満宮 松向軒の月釜 初秋

北野天満宮の月釜は、毎月第2日曜日に行われています。1月に初めて参加して、それ以来久しぶりに足を運びました。

神社の境内は、アジア系の外国人観光客の方が多かったですが、お茶席は静かです。

時間帯がお開きに近かったので、大寄せの月釜では珍しく、ゆったりと座ってお茶席を楽しませていただきました。

 

 

 

 

 

 

 茶箱「月」のしつらえ

 

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 茶箱のお席は珍しいですが、今日は茶箱「月」でお月見をたっぷり楽しめるしつらえでした。

床の間には、「月圓丹桂香時」。まるい月に、「丹桂」というのはきんもくせいのことだそうで、そういえば、最近家を出ると少し甘い香りがしていたな、と思い出しました。

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風炉先は、本来おそらく5月の節句などで使われるであろう矢羽を立てる風炉先屏風を利用して、矢羽ではなく、本物の「矢筈すすき」が立てられていたのが、とても素敵で、茶室に入った瞬間に印象に残るしつらえでした。

 

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もちろん、月釜の時間は9時頃から14時すぎまでなので、月は見えない時間ですが、それでもお道具一つ一つの由来をお伺いすると、お月見をしているような気持になるのです。

 

 

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1月に来た時は寒い時季でしたが、今日のお昼間は暑さがぶりかえしたようです。

 

jpn.teaceremony-kyoto.com

 

 

松向軒の前にあるさるすべりも、まだまだ綺麗に咲いていました。

 

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