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古都 茶会記

気軽に楽しめる茶道と京の徒然

インバウンドに取り組みたい伝統産業従事者の方へ

こんにちは。金閣寺から徒歩1分の茶道体験教室「茶道体験古都」の亭主です。

日本人のお客様も大歓迎ですが、主に、英語での茶道体験を専門にしております。

6月21日の京都新聞に、外国人のお客様が茶道体験されている様子や弊店での取り組みを掲載していただき、その後ちょくちょく日本人の地元の方からお問い合わせが入ってきています。

 

 

 

 

 

海外の方に伝えたい日本文化の存在を認知してもらう

 

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まず、第一に必要なのは、その「文化体験」の存在を外国人観光客に認識してもらうことです。

京都の職人さんや、寺社仏閣近辺の飲食店の方、雑貨卸の方など、皆様とても興味深い、ユニークな「文化体験」を提供したいと考えられています。

金箔の張り方体験、御朱印帳制作など。

また、日本の抹茶や甘味を外国人にも味わってほしいとお考えの飲食店の方もいらっしゃいます。

 

幸いなことに、茶道体験は、何年も前から先行して提供してきた方もいらっしゃり、また、裏千家15代大宗匠が海外への茶道普及にご尽力されてこられたことからも、海外の方に日本文化として認知されてきています。

着付け体験も人気ですが、きものも元々、モネやゴッホなど印象派の絵画にも描かれ、昔から海外に認識されているものです。

 

しかし、京都の職人さんが提供したいと考えていらっしゃる文化体験は、まだまだ知られていないアクティビティもあると思います。

知られていない、すばらしい体験の価値を、どのように言語化して、海外に発信するか。

浸透してきている茶道やきものでさえ、集客は簡単でないので、「まず認識してもらう」ことに時間がかかるかもしれませんが、口コミサイトなども活用して発信していけば、スピードが速まると思います。

 

 

 

 

 

 

日本人に人気であるかは、あまり関係が無い

 

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外国人がおもしろい!好き!と感じられることと、日本人の観光客の好みは違います。

茶道も、日本人で茶道のお稽古も継続している者としては、こだわりたいと思っていることがある場合が多いですが、こだわりすぎても、日本人でもあまりよく分からないような細かい部分までは、外国人観光客は求めていないこともあります。

もちろん、日本人のプロが見てあまりにも「え、それを日本文化として伝えるの?」と違和感がありすぎなものは、お伝えするのも心苦しいので、辞めた方がよいと思いますが、「外国人目線」は日本人と違うことは、意識しておくべきだと思います。

 

職人の方は「良い物を極めれば売れる」と思われていたり、こだわりがある方もいらっしゃるかと思いますが、ビジネス的には、良い商品・サービスだから必ずしも売れるというわけではないと思います。

その知られてないけれど、素晴らしいサービスの価値を、どういう見せ方で、言葉で表現して伝えていくかが、とても大切だと思います。

新しい、まだ知られていないサービスを発信し、広く認知されれば、オンリーワンのユニークなビジネスに発展する可能性も大いにあるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

集客の方法はネットとリアル両方で

 

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 英語のホームページを作っただけでは、そこに箱があるだけです。SEO対策も、ブログを書くなどしていかなければ、誰も見ていません。

リスティング広告を出す、海外の「体験アクティビティ予約サイト」に掲載をするなども方法です。

 

また、海外の方が宿泊しているホテルにチラシやパンフレットを配布しても、ホテルの方が積極的に案内してくださるわけではありませんので、じっくり関係を築いていかなければ、配布も無意味になっていまします。

その他、商工会議所などが主催する「交流会」に参加して、インバウンド関係の方と名刺交換をすると、地道な効果があるかもしれません。

 

 

*私も、2015年に開業したばかりなので、偉そうなことは何も言えません。

今後、弊店が成長できたら、もっと他の方にアドバイスできることも増えると思いますが・・・。

しかし、京都新聞の記事を見て、弊店は金閣寺徒歩1分と場所も良好で、外国人のお客様も実際に多数来店されているので、今後インバウンドに取り組みたい地元の方からも興味をお持ち頂いているようです。

 

そこで、微力ながら、私でもお役に立てればと思い、新しい文化体験を海外の方に提供するために必要なことについて、ヒントを提供できればと思って書かせて頂きました。

少しでもお役に立てれば幸いです。