古都 茶会記

気軽に楽しめる茶道と京の徒然

インバウンド対策企業ミーティング@京都 「会いたかった」と言われて感激

「インバウンド」とは、外国人旅行者を自国へ誘致することを指します。

今年3月には、訪日外国人の数を2020年に4000万人、2030年には6000人とすることが政府目標と決定されています。

京都でも、数年前に比べたら外国人の方がとても増えたと、街を歩いているだけで、肌で感じることができます。

 

 

 

 

 

 

外国人は、茶道に興味があるの?

 

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弊店・茶道体験古都は、最近日本人のお客様もたくさんご来店いただいていますので、外国人と日本人のお客様の割合は6:4くらいかな、と思います。

金閣寺から徒歩1分なので、ふらっと飛び入りで参加される場合で考えると、外国人の方が圧倒的に多いです。

茶道に特別興味を持っている方は非常に希ですが、日本の観光でのアクティビティとして、「茶道」があることは、わりと認識されています。

これは、何年も前から体験事業をされてきた方のおかげですね。感謝です。

 

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「“Tea Ceremony”と聞いて何のことか分からなかったビジネスホテルのご担当者(日本人)もいらっしゃり、説明するのに時間がかかった」と、外国人のお客様から伺ったことがあります。

このように、日本人よりも外国人の方が茶道体験に注目されているように感じることも多いです。

ベルギーから来られたお客様は、「tea ceremony」を知らなかったホテル担当者に

「素晴らしい体験だったので、tea ceremony?と外国人が聞いてきたら、あなたの教室を紹介するように言います」

と言って、弊店のパンフレットをホテルに持ち帰ってくださったことがあります。

本当に有り難いことです。

 

 

 

 

 

 

京都商工会議所主催の、インバウンド対策交流会に参加

 

 

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商工会議所だけではなく、民間団体主催による、インバウンドをテーマにした交流会が、各地で開催されているようです。最近、Facebookでも、東京で若年層のご担当者が集まられているイベントの告知が流れてきて、とても興味を持ちました。

京都の商工会議所は、わりと年齢層が高めのように感じましたが、「インバウンド」関連は成長分野なので、「最近外国人向けのビジネスを始めました」という方も多数参加されていました。

旅行会社だけでなく、「新・おばんざい」や「ご朱印帳制作キット」など、新しいサービスを提供されている方にも出会えて、新鮮でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リアルの出会いも大切に、おもてなし向上

 

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さらに、寺社だけでなく、様々な体験含めた最高の「おもてなしプラン提案」をサービスとされている方にもお会いすることができました。

外資系企業の秘書として働かれてきて、接待で京都の観光プランを提案する機会が何度もあられたそうで、今は最高の「観光プラン提案」を仕事にされているとのこと。

素敵ですね!

 

なんと、留守中に2度ほど弊店の呼び鈴を鳴らして下さったことがあったのだとか。

留守で申し訳なかったです。

「古都さん、とてもお会いしたかったです。」

「京都の色々な茶道体験を見ましたが、古都さんは本物志向で、私のお客様にご紹介したいと思っています。」

と言っていただき、弊店のことを知ってくださっている方がいらっしゃったことが、とても嬉しかったです。商工会議所のイベントに出席したのは初めてだったので、自分のことを知っている方は、まずいらっしゃらないと思っていました。

 

出会いを大切にして、よりよいサービスを一緒に作っていきたいと思います。