古都 茶会記

気軽に楽しめる茶道と京の徒然

冬の和菓子 聖護院かぶら

かぶといえば、京漬け物としても有名な千枚漬けの材料である「聖護院蕪(しょうごいんかぶら)」。

冬の和菓子(上生菓子)としても登場します。とってもかわいらしい。

本日ご紹介するかぶの上生菓子は、茶道体験古都がいつもお世話になっている、千本玉壽軒さんで作っていただきました。

 

野菜のかぶ

 

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京都の伝統野菜に指定されている聖護院かぶらは秋の終わりから収穫が始まり、おいしい千枚漬けになります。

大きく、きめ細やかで真っ白な色が特徴。

江戸時代の享保年間(1716~1736年)に左京区聖護院の農家が、現在の滋賀県堅田から持ち帰った近江かぶの種を植えたのが始まりで、その後改良され、現在の姿になったといわれています。主に、京都府亀岡市篠町や南丹市日吉町で生産されています。

 

参考

 

http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/Kabu-ookabu.htm

http://www.pref.kyoto.jp/nantan/no-nokai/1261463817324.html

 

 

 

和菓子のかぶ

 

 

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茶道体験古都の貸切茶道体験プランや、大人6名様以上の団体様向けプランでは、季節の京生菓子をお召し上がりいただきます。

このかぶたちも、千本玉壽軒さんで作っていただきました。

素材は、薯蕷です。しっとりとした白い生地と餡のシンプルなお菓子で、そのお店の味が一番よく分かるとも言われています。

とてもおいしく、お客様にも喜んでいただきました!

上生菓子には色々な種類がありますが、薯蕷だけは、菓子切り(ようじ)を使わず、手でいただくこともできます。

 

 

 

 

千本玉壽軒

 

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金閣寺でしか買えない「金閣」や銀閣寺限定の和三盆など、有名なお寺の御用達でもいらっしゃいます。

京都市内のホテルで開催されている裏千家初心者コースのお菓子としても使われていたり、お茶会のお菓子としてもよく選ばれていますので、茶道を習っている京都人にはよく知られていると思います。

 

「金閣」は上品なこし餡を和三盆の落雁でくるんだお菓子。

店頭で売られている「金閣」と絵柄違いの同じ種類のお菓子としては、桜・青楓・紅葉狩り・梅があります。季節によって変化して美しいです。

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この間、朝早くお菓子の買い出しに行ったら、札幌からお越しの三越デパート主催のツアーの方が、ジャンボタクシーでご来店されていました。

お日持ちのするお菓子も作られていますので、お土産にもいいですね。

 

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〒602-8474 京都市上京区 千本通今出川上ル上善寺町96

水曜日定休日

朝8:30頃~18時頃まで

電話 075-461-0796